Rakuna(ラクナ)〜通信

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雪かきと施術

おはようございます。

今朝起きてみると、また雪!

先週はこの雪に苦しめられた一週間でした。

福井県は7年ぶりの大雪で、除雪が間に合わず、交通機関の乱れも出てたいへん不便な一週間でした。

やっと、雪が解けてきたと思ったら、又寒波到来!!

でも、雪に負けじと雪かきがんばりました。

この除雪作業をしていて、ある事に気が付きました。

それは、『除雪と施術』の共通点です。

前回の大雪の時、とりあえず駐車場を開けるため、雪を一か所に集めて車が止めれる、あるいは人が歩けるスペースを作ります。雪がやみ、天気が回復すれば自然と雪は消えていきますが、この時、どうしても一か所に集めた雪が残ってしまっています。

ここで、『どうせ溶けるから…』とこの雪山を放置しておくと、次に雪が降った時に、この雪山が非常に邪魔になってきてしまいます。

『施術にも同じことが起こるな~』と感じたのです。

怪我をした場合、まずは、その痛みと炎症を抑えるため固定したり、その具合によっては物理療法と呼ばれる物理的な刺激を与えて施術する場合があります。

そうすることでとりあえずは症状が改善しますが、こうすることによって出てくるかばっての”不自然な動き”などが残ってしまうことがあります。

『痛みがなくなったから…』

とこれらを放置しておくと、次に怪我をしてしまった時、この動きの不自然が、施術の妨げになってしまう時があるのです。

雪山を放置すると除雪の妨げになる・・・

不自然な動きを放置しておくと、施術の妨げになる・・・

今回の除雪は、幸い雪山をしっかり崩しておいたのでスムーズに除雪できました。

患者様の体に起こっている不自然な動き、痛みをかばうことによる代償動作、こういったものもしっかり散らして治りやすくすることで、怪我をしにくい、そして怪我をしても治りやすい体質に変化していくのではないでしょうか?

吹き付ける冷たい雪吹雪の中、除雪しながらふとこのような事を考えて、施術においてどういう気持ちで向き合うかを再確認した朝でした。